食の安心・安全情報メール(Vol.213)
★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆ぎんなん☆☆☆★★★★★★★★★★★★★★★★
12月に入り、朝晩もだいぶ冷え込んできており、いよいよ秋も終わりを迎えようとし
ていますね。私は、先日、この晩秋の時期にシーズンを迎える垂水市の「千本イチョウ」
を見に行ってきました!ちょうど見頃を迎えたイチョウ園は、黄金色に色づいたイチョウ
でいっぱいで、夜はライトアップもされ、幻想的な空間が広がっていました♪
そのイチョウに実をつける「ぎんなん」を先日食べる機会がありました!煎り焼きし
たぎんなんはホクホクでとても美味しく、ついついお酒が進んでしまいました…。
ところで、このぎんなん、あまり食べ過ぎてはいけないと皆さん知っていましたか?ぎ
んなんに含まれる「メチルピリドキシン」という物質を多量に摂取してしまうと、ビタミ
ンB6の吸収を阻害してしまい、めまいや嘔吐を引き起こしてしまうのだとか…。大人は
多量に食べなければ大丈夫ですが、子供は5~6粒程度で中毒を起こしてしまう可能性が
あります。皆さんもぎんなんを食す機会がある際には、食べる量に注意しながら、味わっ
てみてください♪
Written by woody
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/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
1 食品安全に係る基礎的情報
景品表示法コンプライアンス研修会について
2 食品表示情報
加工食品の原料原産地表示制度について(19)
3 イベント情報(1)
「元気もりもり!!畜産フェア」の開催について
4 イベント情報(2)
「オーガニックフェスタかごしま2019」の開催について
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◆◇食品安全に係る基礎的情報◇◆
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●景品表示法コンプライアンス研修会(事業者向け)を開催します●
209号及び212号でお知らせしました、景品表示法コンプライアンス研修会(事業者向け)への参加者を募集しています。令和元年12月20日(金)まで募集を行っていますが、参加には、事前の申込み(先着200名)が必要ですので、参加を希望される場合は、県のホームページから参加申込書をダウンロードしていただき、郵送、FAXまたは電子メールによりお申し込みください。
(県ホームページ) https://www.pref.kagoshima.jp/ab11/1kensyu.html
1 日時 令和2年1月15日(水)
13:30~16:00(受付13:00~)
2 会場 鹿児島県行政庁舎2階 講堂 (鹿児島市鴨池新町10-1)
3 対象 県内で商品や広告などの表示や景品提供などを行う事業者
4 内容
(1)景品表示法の基本的な考え方と違反事例 (講師)消費者庁表示対策課職員
(2)鹿児島県における相談事例 (説明者)県庁消費者行政推進室職員
(消費者行政推進室)
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◆◇食品表示情報◇◆
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★加工食品の原料原産地表示制度について(19)★
一部の加工食品にのみ義務付けられていた原材料の産地表示が、2022年4月から原則として全ての加工食品に拡大されます。そこで、この稿では、農林水産省において作成された表示例を紹介しています。今後の参考になれば幸いです。
○ 調理食品
商品例 おにぎり
(例) 原材料名 塩飯(米(国産)、食塩)、調味梅干、のり(国産)
(ポイント)
・おにぎりののりの産地が、国産であった場合の表示例です。
・「おにぎり」は、基準の別表15の2~6に掲げる5品目のうちの1つで、「のり」の原そうの産地を表示する必要があります。
・のりの原そうの原産地が国産の場合、「国産である旨」(国産、日本、日本産など)に代えて、水域名、水揚げ港名、水揚げ港又は主たる養殖地が属する都道府県名その他一般に知られている地名の表示(例えば佐賀県、有明海)ができます。
・おにぎりのごはん等については、「米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律(平成21年法律第26号)」(いわゆる「米トレーサビリティ法」)に基づく表示が必要です。
注:(1) 本表示例には、添加物、アレルゲン等の表示は記載していません。
(2) 本表示例では、原料原産地を、原材料名表示の後に括弧を付けて表示する方法で示しています。
(農政課かごしまの食ブランド推進室)
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◆◇イベント情報(1)◇◆
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○「第16回森のごちそうコンクール」の結果について
去る11月9日(土)に、今村学園ライセンスアカデミーにおいて、「第16回森のごちそうコンクール実演コンクール」を開催しました。
今年も、たけのこまたは乾しいたけを使用したレシピを募集したところ、ジュニアの部に135点、一般の部に62点、合計197点の応募があり、書類審査を通過した10点が実演コンクールへと進みました。
審査は、鹿児島サンロイヤルホテルの濱田料理長を審査員長とする合計5名の審査員により、味覚、創造性、普及性、経済性、調理技術等を基準として採点が行われ、審査の結果、ジュニアの部では霧島高等学校3年本田原未帆さんの「森のあんかけ焼き結び~あなたのソバで霧島流おもてなし~」が、一般の部では今村学園ライセンスアカデミーの湯脇萌絵さんの「しいたけかるかん」が最優秀賞に決定しました。
審査員長である濱田料理長から、「どれも素材の風味、食感を生かした、すばらしい作品」との講評を受けました。
今回の実演審査の結果については、県のホームページをごらん下さい。
また、今回出場した10名の方々のレシピを、県のホームページに掲載しますので是非ご家庭でもコンクールの作品を料理し味わってみて下さい。
https://www.pref.kagoshima.jp/sangyo-rodo/rinsui/tokuyo/menu/recipe/index.html
(森林経営課)
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◆◇イベント情報(2)◇◆
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○「第13回かごしま原木しいたけ・たけのこ祭」を開催します!
おいどん市場与次郎館にて、「第13回かごしま原木しいたけ・たけのこ祭」を開催します。
鹿児島県産原木しいたけ(生および乾)、しいたけ加工品、早掘りたけのこ、たけのこ加工品等の販売を行います。
また、しいたけ・たけのこレシピ等(森のごちそうコンクール入賞作品集等)も配布いたします。
お正月の食材などにいかがでしょうか。ぜひこの機会に、鹿児島県産のしいたけ・たけのこをご賞味ください。
【日時】令和元年12月14日(土)から15日(日) 午前9時半から午後4時
【場所】おいどん市場与次郎館(鹿児島市与次郎2丁目2295-235)
(森林経営課)