食の安心・安全情報メール(Vol.206)
★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆さつまいも☆☆☆★★★★★★★★★★★★★★
9月になり,少しずつ猛暑も和らいできました。季節が徐々に夏から秋へと移り変わる
なかで、スーパーの店頭にも秋の味覚が増えてきています。皆さんは、「秋の味覚」と
聞くと、何を思い浮かべますか?栗やサンマ、ぶどう、いろいろな秋の味覚がありますが、
私は「さつまいも」を思い浮かべます!先月の「かごしまの農林水産物認証制度(K-G
AP)」の認証判定委員会でも、37件のさつまいもが認証を取得しており、秋の収穫が
近づいてきているのを実感します。
鹿児島県では、様々な品種のさつまいもが栽培されています。今回、K-GAPを取得
した品種にも、紅さつまや紅はるか、安納紅、安納こがね、マロンゴールド等いろいろな
品種がありました。私も食べたことのない品種がまだまだあるので、様々な品種を食べ比
べて、秋の味覚を味わってみたいと思います♪
Written by woody
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/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
1 食品表示情報
加工食品の原料原産地表示制度について(13)
2 生産者取組情報
8月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目について
3 その他
新たな加工食品の原料原産地表示制度に関する講習会(11、12月開催分)について
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◆◇食品表示情報◇◆
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★加工食品の原料原産地表示制度について(13)★
一部の加工食品にのみ義務付けられていた原材料の産地表示が、2022年4月から原則として全ての加工食品に拡大されます。そこで、この稿では、農林水産省において作成された表示例を紹介しています。今後の参考になれば幸いです。
○ 酪農製品
商品例 プロセスチーズ
(例1) 原材料名 ナチュラルチーズ(オーストラリア製造、ニュージーランド製造)、バター、乳たん白質
(ポイント)
・重量割合上位1位の加工原材料であるナチュラルチーズの製造地が、オーストラリアとニュージーランドであり、国別の重量割合がオーストラリア製造、次いでニュージーランド製造であった場合の表示例です。
(例2) 原材料名 ナチュラルチーズ(オーストラリア製造又はニュージーランド製造)、バター、乳たん白質
※ナチュラルチーズの製造地は、昨年度の使用実績順によるものです。
(ポイント)
・重量割合上位1位の加工原材料であるナチュラルチーズの製造地が、今後の1年間で国別の重量順位の変動や製造地切替えが行われる見込みがあり、国別重量順表示が困難な場合の表示例です。
・ナチュラルチーズの使用予定の製造地がオーストラリア又はニュージーランドであり、昨年度の使用実績において、重量割合の高いものから順にオーストラリア、次いでニュージーランドであったため、「オーストラリア製造又はニュージーランド製造」と「又は表示」をしています。
・「又は表示」を行う場合、容器包装の原料原産地名に近接した箇所に「一定期間使用割合からみた重量割合の高いものから順に表示したこと」を注意書きとして、表示する必要があります。
・なお、ナチュラルチーズの製造地切替えの度に包材等の切替えが可能であれば、「又は表示」ではなく、都度「オーストラリア製造」もしくは「ニュージーランド製造」と表示してください。
(例3) 原材料名 ナチュラルチーズ(外国製造)、バター、乳たん白質
(ポイント)
・重量割合上位1位の加工原材料であるナチュラルチーズの製造地が、今後の1年間で国別の重量順位の変動や製造地切替えが行われる見込みがあり、国別重量順表示が困難な場合の表示例です。
・ナチュラルチーズの使用予定の製造地が外国3か国以上であるため、「外国製造」と「大括り表示」をしています。
・製造地表示の「大括り表示」については、「外国製造」などの表示は可ですが、「輸入製造」「国外製造」などの表示は認められません。(意味が正確に伝わらないため)
・なお、ナチュラルチーズの製造地切替えの度に包材等の切替えが可能であれば、「大括り表示」ではなく、都度「オーストラリア製造」等と表示してください。
(例4) 原材料名 ナチュラルチーズ(生乳(国産)、食塩)、バター、乳たん白質
(ポイント)
・加工原材料のナチュラルチーズの生鮮原材料までさかのぼり、国産の生乳を使用した場合の表示例です。
・加工原材料の原料の産地が、生鮮原材料の産地までさかのぼって判明しており、客観的に確認できる場合には、「○○製造」の表示に代えて、当該生鮮原材料名と共にその産地(例えば「国産」)を表示することができます。
・このとき表示対象となる生鮮原材料は、加工原材料の重量割合上位1位のものです。
・当該生鮮原材料が国産品の場合、「国産である旨」(国産、日本、日本産など)に代えて、都道府県名その他一般に知られている地名の表示(例えば北海道、鹿児島県)ができます。
注:(1) 本表示例には、添加物、アレルゲン等の表示は記載していません。
(2) 本表示例では、原料原産地を、原材料名表示の後に括弧を付けて表示する方法で示しています。
(農政課かごしまの食ブランド推進室)
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◆◇生産者取組情報◆◇
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★8月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目について★
8月は、新規3件、再申請40件が認証されました。
新規では、さつまいも(いぶすき農協山川マロンゴールド契約グループ / 指宿市),さつまいも(えいマロンゴールドグループ / 南九州市),水稲うるち(株式会社Farm-K / 伊佐
市)が認証されました。
また、再申請として、野菜で36件(さつまいも35件、さといも)、果樹で2件(温州みかん)、水稲で1件、しいたけで1件が引き続き認証を受けました。今月は種子島を中心に青果用のさつまいもで多くの認証が取得されており、秋が少しずつ近づいてきていると実感します♪
認証を取得した団体・個人の詳細は、県ホームページを御覧ください。
(URL)
https://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/ninsyo/shoukai/saishin.html
(農政課かごしまの食ブランド推進室)
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◆◇その他◇◆
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★新たな加工食品の原料原産地表示制度に関する講習会(11,12月開催分)について★
平成29年9月にスタートした標記制度の普及・啓発を図り、事業者等における取組が着実に進展するよう、農政課かごしまの食ブランド推進室では11月以降に以下のとおり講習会を開催します!
食品関連事業者の方々や、食品表示に興味のある皆さん、奮って御参加ください。
(大島地域)
1 日時:令和元年11月12日(水曜日)午後1時30分から午後3時まで
2 場所:大島支庁4階大会議室(奄美市名瀬永田町17-3)
3 申込期限:10月31日(木曜日)
(北薩地域)
1 日時:令和元年12月18日(水曜日)午後1時30分から午後3時まで
2 場所:川薩保健所(薩摩川内市隈之城228-1)
3 申込期限:11月29日(金曜日)
○申込方法○
郵送かFAXまたはメールにてお申し込みください。
【郵送・FAXの場合】
次のURLから参加希望の地域名をクリックし、参加申込書をダウンロードして必要事項を記入の上、以下までお申し込みください。
〈URL〉https://www.pref.kagoshima.jp/ag04/genryougensanti_all.html
〈FAX〉099-286-5587
〈郵送〉〒890-8577 鹿児島市鴨池新町10番1号 鹿児島県農政課かごしまの食ブランド推進室食の安全推進係宛
【メールの場合】
住所・氏名・電話番号・所属を記入し、以下メールアドレスまでお申し込みください。
なお、件名は“「原料原産地表示講習会(大島)」参加申込み”としてください。
(( )内は、開催場所に応じて適宜(大島)、(北薩)としてください。)
〈E-mail〉s-suisin@pref.kagoshima.lg.jp
(農政課かごしまの食ブランド推進室)