食の安心・安全情報メール(Vol.189)
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■食の安心・安全情報メール(平成30年12月19日(水)Vol.189)■
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★★★★★★★★★☆☆☆良いお年を!☆☆☆★★★★★★★★★★★
2018年も残りわずかとなりました。年越しの過ごし方は親戚同士で集
まる方や,旅行される方など様々だと思いますが,共通して言えること
といえば,大晦日に「年越し蕎麦」を召し上がる方が多いということで
はないでしょうか。蕎麦は長く伸ばして細く切って作る食べ物なので,
「細く長く」ということから「健康寿命」などの縁起を担いで大晦日に
食べるようになったことが年越し蕎麦の由来と言われているようです。
これを機に1年を振り返りながら,来年の健康を祈念して,年越し蕎麦
を召し上がる方がいたら幸いです。
みなさん良いお年をお過ごしください!
Written by senno
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/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
1 食品表示情報
米トレーサビリティ制度について(3)
2 生産者取組情報
11月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目につ
いて
3 その他情報
シニア世代の健康づくりを応援する「食によるフレイル予防の手引
き」を作成しました。
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◆◇食品表示情報◇◆
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★米トレーサビリティ制度について(3)★
前回は、米や米加工品を取引する際に、お米の生産者や卸売業者・製
造業者、そして小売業者・外食事業者といった米穀事業者は、お米の産
地を相手に伝えなければならないことと具体的な表記の仕方についてお
話ししました。
今回は、産地情報の伝達のうち事業者間の取引における伝達方法につ
いて学びましょう。
○ 事業者間における産地情報の伝達
飼料用やバイオエタノール用等非食用に供されるものを除く、米・米
加工品を他の事業者へ譲り渡す場合には、伝票や納品書、規格書等の他
に、商品の容器・包装への記載により、米の場合はその産地を、米加工
品の場合にあっては、その原料米の産地情報を次の事業者に伝達するこ
とが求められます。
つまり、業務用加工食品、業務用生鮮食品等であっても、譲渡先の米
穀事業者が米トレーサビリティ法上の義務を適切に果たすために、産地
情報の伝達が必要になるという訳です。それは、とりもなおさず、最終
的にこれを口にする一般消費者に対して、産地情報を伝達することが欠
かせないからです。
これに違反する場合、50万円以下の罰金に処すると規定されていま
す。
なお、伝達の際には、原材料において原料米穀が占める重量の割合順
にかかわらず、必ず産地情報を伝達しなければなりません。
御承知のとおり、昨年9月から施行されている、加工食品の新たな原
料原産地表示制度において、加工食品に占める重量割合上位第1位の原
材料がその対象となっているのとは大きな違いがあることが分かります。
これから、年末年始を控え、おもちや米菓など,何かとお米でつくら
れた食べ物に舌鼓を打つ機会も増えてきます。
こういう時こそ,改めて、お米と日本人とのつながりの深さに思いを
馳せてみるのも一興ではないでしょうか。
次回は、一般消費者に対する産地情報の伝達の方法について、お知ら
せします。
(食の安全推進課)
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◆◇生産者取組情報◇◆
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★11月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目について★
11月は、新規5件再申請48件の53件が認証されました。
新規認証を取得された団体・個人は「西之表市野菜部会協議会マメ類
部会(実えんどう/西之表市)」、「北さつま農協かぼちゃ部会川内支部
(かぼちゃ/薩摩川内市)」、「社会福祉法人恵友会滝の園(トマト/宇
検村)」、「ほたる園芸組合(ほうれんそう/さつま町)、「株式会社フ
ァームランド牧(メロン/志布志市)」です。
メロンの認証は初めてで、11月末現在65品目が認証されています。
再申請のうち41件は野菜で、「かぼちゃ(抑制)」や「キャベツ」・
「レタス」・「だいこん」など県内各地の秋冬野菜が多く認証されました。
その外にも、果樹では「不知火」・「きんかん」・「小みかん」、林
産物では「モウソウチク」・「しいたけ(原木栽培)」が認証されました。
日々の温度差が大きく、体調を崩しやすい時季です。体調管理に注意
して県内農林産物を楽しんでみてはいかがでしょうか。
認証を取得した団体・個人の詳細は、県ホームページを御覧ください。
(URL)
https://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/ninsyo/shoukai/saishin.html
(食の安全推進課)
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◆◇その他情報◇◆
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★シニア世代の健康づくりを応援する「食によるフレイル予防の手引き」
を作成しました★
フレイル(虚弱)とは、 老化に伴い筋力や活動が低下している状態で、
身体機能の低下だけでなく、 閉じこもりがちになる(社会的)、 意欲や
認知機能の低下(精神的)など、 多面的な要素が含まれます。
高齢者は低栄養からフレイル(虚弱)の状況に陥りやすく、 疾病や介護
の大きなリスクとなります。フレイルを予防するためには、 シニア世代の
「栄養バランスのよい食生活」、「適度な運動」、 「社会参加の促進」が
重要です。
この手引きでは、 フレイルを予防し、 健やかな高齢期を過ごすための
食事のポイントをまとめましたので、毎日の食生活にご活用ください。
http://www.pref.kagoshima.jp/ae06/frail.html
(健康増進課)
県では、より多くの方々へ食に関する情報を提供するため、「食の
安心・安全推進パートナー」を随時募集しています。お知り合いの方々
へ是非御紹介ください。なお、登録は以下の県ホームページから直接で
きます。
http://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/project/annsinnpa-tona-.html