食の安心・安全情報メール VOL145を配信します。
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■食の安心・安全情報メール(平成29年4月19日(水)Vol.145)■
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★★★★★★★★★★★★☆☆☆「三色団子」の意味☆☆☆★★★★★★★★★★★★★
皆さん、お花見はされましたか?お花見といえば「三色団子」というイメージもなくな
りつつあるかもしれませんが、今回は、「三色団子」の意味を御紹介します。
諸説ありますが、「三色団子」の赤は桜色(または太陽の色)で春、白は雪で冬、緑は
新緑で夏というように、季節を表していると言われており、「秋がない」と思ってしまい
ますが、「あきない」から「食べ飽きない」という意味があるそうです。
さらに、赤、白、緑の順番にも意味があり、赤いつぼみがついた後に、白い桜の花が咲
き、散った後は緑の葉が生長するという、串一つで桜を表現しているそうです。
食べ物に関する意味や由来を調べると、風情を感じてより一層おいしく食べられそうで
すね。
今年も、食の安心・安全に関する情報を中心に、様々な情報をお届けしますので、職場
の方や友人と是非共有してくださいね。
Written by sirokuma
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/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\
1 食品表示情報
加工食品における義務表示の特例について
2 食品衛生情報
平成28年度の食品等の「自主回収報告制度」の実績について
3 生産者の取組情報
3月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目について
4 お知らせ(1)
「地域リスクコミュニケーション」の取組を行うパートナーを募集します!
5 お知らせ(2)
食品による子どもの窒息事故に御注意ください!
6 お知らせ(3)
「K-GAPグルメシリーズ」が発売されています!
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◆◇食品表示情報◆◇
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★加工食品における義務表示の特例について★
前回までは、加工食品における原産国名の表示方法についてお話しましたが、今回は、
加工食品における義務表示の特例について、消費者庁「食品表示基準Q&A」から抜粋し
て御紹介します。
Q.「食品を製造し、又は加工した場所で販売する場合(※)」について、具体的にはど
のような場合が該当しますか。(※食品表示基準第5条の表に定めるところにより、原
材料名、原料原産地名等についての表示は要しないこととされている。)
A.「食品を製造し、又は加工した場所で販売する場合」とは、製造者と販売者が同一で、
同一の施設内、敷地内で製造販売することをいいます。具体的には洋菓子店、和菓子店
等の「菓子小売業(製造小売)」や、パン店等の「パン小売業(製造小売)」等がその
場で行う食品の製造販売、スーパーマーケットの店内でそうざいや刺身盛り合わせ等を
製造し、当該店内で販売する等「店内加工して直接販売する場合」などが該当します。
Q.店頭で漬物、つくだ煮、菓子等を量り売り等する場合、多忙時を見込んであらかじめ
その日の販売見込み量を包装して店頭に陳列している場合、この包装に表示義務はあり
ますか。
A.小売店が、当日にその日の販売見込み量の限度内においてあらかじめ容器包装に入れ
店頭に陳列しておくことは、客の求めに応じて量り売り等をする範囲と考えられるので、
当該容器包装には表示をしなくても差し支えありません。
ただし、販売時には、生食用であるものや冷蔵等の温度管理が必要なものにあっては、
生食用及び要冷蔵である旨等を消費者に正確に伝える必要があります。
「食品表示基準Q&A」のほか、食品表示法に関する情報・資料が消費者庁ホームペー
ジに掲載されていますので、是非御覧ください。
(URL)http://www.caa.go.jp/foods/index18.html
(食の安全推進課)
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◆◇食品衛生情報◆◇
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★平成28年度の食品等の「自主回収報告制度」の実績について★
本県における平成28年度の自主回収報告件数は13件でした。回収理由の内訳は、賞味期
限及び消費期限の表示の誤りに関するものが5件、残留農薬の基準値超過(自主検査)が
2件、異物混入が3件、食品の変質等によるものが3件でした。
県では、「鹿児島県の安心・安全推進条例」に基づき、鹿児島県内の食品関係の事業者
が、食品等の自主的な回収に着手した際は報告していただくことにしております。
県では、報告された自主回収の情報をホームページに掲載するなどして、県民の皆様に
提供します。
自主回収報告制度については、鹿児島県のホームページでも見ることができます。
https://www.pref.kagoshima.jp/kenko-fukushi/yakuji-eisei/syokuhin/jisyukaisyuu/index.html
(生活衛生課)
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◆◇生産者の取組情報◆◇
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★3月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目について★
3月は、24件が認証されました。
これから出荷ピークを迎える出水地区の「ばれいしょ」や「そらまめ」、「実えんどう」
が認証され、水産物では「クルマエビ」や「ブリ」、「マダイ」が認証されました。
また、認証された24件のうち12件は「緑茶」です。新茶のさわやかな香りを楽しみなが
ら、季節を感じたいですね!
認証を取得した団体・個人の詳細は、県ホームページを御覧ください。
(URL)
https://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/ninsyo/shoukai/saishin.html
(食の安全推進課)
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◆◇お知らせ(1)◆◇
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★「地域リスクコミュニケーション」の取組を行うパートナーを募集します!★
県では、地域で生産者や食品関連事業者、消費者等を交え、食の安心・安全の確保に関
する情報共有や意見交換を行う取組(地域リスクコミュニケーション)を企画実施してい
ただく「食の安心・安全推進パートナー」を募集します。
取組に要する経費は、県が定額助成(上限20万円)し、募集期間は平成29年4月19日か
らおおむね3か月です。(ただし、申込状況により、早く締め切る場合があります。)
詳しくは、県ホームページを御覧ください。
(URL)
https://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/project/risukukomyunike-syon.html
(食の安全推進課)
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◆◇お知らせ(2)◆◇
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★食品による子どもの窒息事故に御注意ください!★
厚生労働省が行った「人口動態調査」について、消費者庁がその調査票情報を入手・分
析した結果、平成22年から平成26年までの5年間で、子ども(14歳以下)の窒息死事故62
3件のうち、食品による窒息死事故が約17%(103件)を占めており、そのうち87件が6歳
以下の子どもで発生していることがわかりました。
窒息死事故の原因となった食品には、菓子類、果実類、パン類などがあります。
食品による窒息事故を防止するために、「食品を小さく切り、食べやすい大きさにして
与える」等、食品の与え方に配慮するとともに、「遊びながら、歩きながら、寝転んだま
ま食品を食べさせないようにする」等、食事中の行動にも注意を払うことが必要です。
分析結果の詳しい情報や子どもの窒息時の応急手当の方法については、消費者庁のホー
ムページに掲載されていますので、御覧ください。
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/170315kouhyou_1.pdf
(消費者行政推進室)
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◆◇お知らせ(3)◆◇
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★「K-GAPグルメシリーズ」が発売されています!★
(株)南九州ファミリーマートと取り組んでいる「K-GAPグルメシリーズ」の商品
が発売されていますので、御紹介します。
○『いちごサンド』
K-GAP認証を取得している「いちご(さつま日置農協東市来いちご部会)」を使用
し、ホイップクリームでサンドした調理パンです。今回、使用している「いちご」は、「
さがほのか」という品種で、甘味が強く、酸味が控えめで多汁な点が特徴です。
この商品は、鹿児島県・宮崎県のファミリーマートにて、期間限定で販売されています。
(4月11日から約4週間)
安心・安全な農産物を使用した商品を、この機会に是非御賞味ください。
(食の安全推進課)
県では、より多くの方々へ食に関する情報を提供するため、「食の安心・安全推進パー
トナー」を随時募集しています。お知り合いの方々へ是非御紹介ください。なお、登録は
下記の県ホームページから直接できます。
http://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/project/annsinnpa-tona-.html
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