食の安心・安全情報

食の安心・安全情報メール VOL116を配信します。

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■食の安心・安全情報メール(平成28年2月17日(水)Vol.116)■
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★★★★★★★★★★☆☆☆「インフルエンザ」にご用心☆☆☆★★★★★★★★★★★

立春も過ぎ、暦の上では「春の訪れ」ということになりますが、真冬の寒さが戻ってき

たり、寒暖の差が大きい状況が続いています。皆さん、体調など崩されていないでしょう

か?
この時期、例年以上に注意が必要なのが「インフルエンザ」。感染の割合が最も多いA

型は12月ぐらいから流行するようですが、昨年12月は暖冬で流行時期が遅れ、年明け1月
の大寒波で気温が一気に低下し、流行に転じました。例年2月頃からはB型も流行し始め
るので、両方に感染してしまう可能性もあるようです。帰宅時の手洗いやうがい、十分な
睡眠、栄養バランスの良い食事で、インフルエンザを予防しましょう。Written by
soyok
aze
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/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\
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1 食品表示情報
複合原材料表示について(3)
2 食品衛生情報
平成27年度年末一斉取締りの実施結果について
3 生産者等の取組情報
1月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目

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◆◇食品表示情報◆◇
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★複合原材料表示について(3)★
前回に引き続き、加工食品における複合原材料の表示方法をお話しします。このテーマ

は、今回でいよいよ最後となります。
前回は、以下の場合に、複合原材料における原材料の表示を全て省略できることを説明

しました。
(1)複合原材料の名称からその原材料が明らかである場合
  (2)製品の原材料に占める重量の割合が5%未満である場合
いずれの場合にも該当しない複合原材料は、原則としてその原材料を全て表示する必要

があります。ただし、そのような複合原材料でも、原材料の一部を「その他」として省略
できる場合があります。省略できる一部の原材料とは、以下のとおりです。
●複合原材料の原材料に占める重量の割合が3番目以下かつ5%未満である原材料
なお、重量の割合について、上記の(2)は製品に含まれる複合原材料の割合、今回は複合
原材料に含まれる原材料の割合を示しているので注意が必要です。
それでは、惣菜の原材料において10%を占める「調味たれ」の表示例を紹介します。

この調味たれは、以下のように、原則全ての原材料を表示します。
【調味たれ(砂糖、はちみつ、りんご、レモン果汁、食塩、香辛料)】
ここで、例えば「レモン果汁」、「食塩」と「香辛料」が、調味たれの原材料の5%未

満である場合は、「その他」として以下のように表示することができます。
【調味たれ(砂糖、はちみつ、りんご、その他)】
このように、わずかながら表示スペースを減らすことができます。なお、「りんご」は

原材料の割合が3番目以下ですが、5%未満ではないため、「その他」として省略するこ
とはできません。
また、添加物は、たとえ重量の割合が3番目以下かつ5%未満であっても「その他」と

して表示を省略することはできません。添加物が含まれる場合は、以前にも説明しました
とおり、原材料と区分を明確にして別途表示(重量順)する必要があります。
●表示例【記号(/)で添加物と原材料を区分する △△…調味たれに含まれる添加物】

・・・、調味たれ(砂糖、はちみつ、りんご、その他)、・・・/・・・、△△、・・・
最後に、原材料の表示を省略できるケースであっても、それらを任意に表示することは

もちろん可能です。使用した原材料を消費者へ、より正確に伝えることが望ましいと思い
ます^^

(食の安全推進課)

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◆◇食品衛生情報◆◇
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★平成27年度年末一斉取締りの実施結果について★
県では、厚生労働省及び消費者庁の通知に基づき、年末における食中毒の発生防止及び

食品衛生の向上、また食品等の表示の信頼性を確保する見地から、県下一斉に重点的な監
視指導を行いました。
1 実施期間 平成27年12月1日から12月末日まで
2 監視指導結果
(1)食品取扱い施設に対する立入検査
県内の食品取扱い施設に延べ 4,742回の立入を行い、営業の許可施設で30件(手
洗い設備等の不備、食品の取扱い不良、アレルギーの表示漏れ等)、許可を要しな
い施設で6件(手洗い設備の不備、防虫対策の不備、添加物の表示なし等)の違反
を発見しました。違反があった施設については、改善指導を行いました。
(2)食品の検査
県内に流通する食肉製品などの食品135検体について、微生物や食品添加物の検
査をしたところ、2検体で甘味料の基準使用量の超過違反がありました。違反があ
った施設については、改善指導を行いました。

(生活衛生課)

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◆◇生産者等の取組情報◆◇
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★1月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目★
1月は、1件が新たに認証を取得し、18件が更新しました。
新たに認証を取得したのは、和泊町園芸振興会のにんにくです。和泊町園芸振興会は、

ばれいしょ、さといも、にがうり、いんげんに続く5品目目の認証で、生産者の安心・安
全な農産物生産への気運が高まっています。今回、認証を取得したにんにくは、「島にん
にく」といわれる在来種で、香りが強いため消費者からの評価も高く、九州を中心に販売
されていますので、ぜひ、ご賞味ください。
また、認証を更新した個人・団体は、次のとおりです。
○にんじん:JA鹿児島きもつき大根占にんじん専門部会
○ばれいしょ:西之表市園芸振興会ばれいしょ部会、種子屋久農協中種子町園芸振興会バ
レイショ部会、種子屋久農協南種子町園芸振興会バレイショ部会、種子屋久農協屋久団地
野菜部会、JAあまみ徳之島地区野菜部会、JAあまみ天城地区野菜部会、南部農産新じ
ゃがいも生産グループ、和泊町園芸振興会、JAあまみ知名事業本部園芸振興会
○さといも:和泊町園芸振興会、JAあまみ知名事業本部園芸振興会
○たんかん:南さつま農業協同組合果樹部会中晩柑部会、種子屋久農協中種子町果樹部会
たんかん部会、種子屋久農協屋久島果樹部会
○なつみかん:鹿児島いずみ農業協同組合甘夏専門部会
○モウソウチク:有限会社美土里

(食の安全推進課)

県では、より多くの方々へ食に関する情報を提供するため、パートナーを随時募集して

いますので、お知り合いの方へもぜひオススメください。下記の県ホームページから直接
登録ができます。
http://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/project/annsinnpa-tona-.html
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