食の安心・安全情報

食の安心・安全情報メール(Vol.240)

★★★★★★★★★★★★★☆☆☆二十四節気☆☆☆★★★★★★★★★★★★★★★★

本日は「二十四節気」でいうと、一年で最も寒い「大寒」となります!(この原稿のネ

タを考える中で「二十四節気」という言葉を知りました…)この言葉は、1年を4つの季

節(春夏秋冬)に分け、更に各季節を6つに分けた暦のことを言うようです。いわゆる、

春分や夏至、秋分、冬至などが良く耳にする「二十四節気」ですね!

この二十四節気に関わる日として、2月2日の「節分の日」があり、「冬」から「春

」へと季節が移り変わる節目という意味が込められています。恵方巻きや豆まきをする昔

ながらの風習も趣深いものですね♪また、季節商材として、恵方巻きに使用される「きゅ

うり」や、豆まきにあやかって「スナップえんどう」や「実えんどう」、「そらまめ」な

ど需要が高まる野菜もあります。今年の「節分の日」は、南南東を向いて恵方巻きを食べ、

福を呼び寄せる気持ちで豆まきをして、商売繁盛と無病息災を願いまし

ょう♪

Written by omoden

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/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/

1 食品衛生情報

令和2年度食中毒発生状況について

2  食品表示情報

加工食品の原料原産地表示制度について(22)

3 食の安心・安全に関するイベント情報(その1)

有機農業セミナーの開催について

4 食の安心・安全に関するイベント情報(その2)

食品表示講習会のご案内について(鹿児島市保健所主催)

5 その他情報(その1)

消費者行政推進室公式Twitter をフォローして賢い消費者になりませんか?

6 その他情報(その2)

「かごしまおいしいもの選手権表彰式」及び「かごしまの“食”交流推進セミナー」

の開催について

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◆◇食品衛生情報◆◇

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★令和2年食中毒発生状況について★

令和2年の鹿児島県内における食中毒発生件数は12件、患者数は176名、死者数は

1名(死亡事例は植物性自然毒によるもの)でした。

 

~病因物質別食中毒事件数及び予防のポイント~

◇アニサキス:4件(新鮮な魚の選択、速やかな内臓除去、目視確認で除去)

 

◇ノロウイルス:2件(健康管理、適切な手洗い、調理器具などの洗浄・消毒、食品の加

熱)

 

◇動物性自然毒(フグ毒、アオブダイの喫食による事例):2件(ふぐ調理師が処理した

フグ以外は食べない、素人は調理しない、種類が不明な魚は食べない)

 

◇植物性自然毒(グロリオサ、クワズイモの喫食による事例):2件(食用と確実に判断

できない植物は食べない)

 

◇カンピロバクター:1件(中心部まで十分に加熱する、加熱用や用途不明の鶏肉を生食

用に使用しない)

 

◇ヒスタミン:1件(魚を室温で放置しない、生成されたヒスタミンは加熱しても分解さ

れないため鮮度の低下した恐れのある魚を使用しない)

【食中毒関係情報に関する鹿児島県HP】

http://www.pref.kagoshima.jp/kenko-fukushi/yakuji-eisei/syokuhin/syokutyuudoku/index.html

(生活衛生課)

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◆◇食品表示情報◆◇

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★食品表示基準Q&A ~新たな原料原産地表示制度~(22)★

一部の加工食品にのみ義務付けられていた原材料の産地表示が、平成29年9月から

原則として全ての加工食品に拡大されました。そこで、この稿では、消費者庁において作

成された食品表示基準Q&Aの「新たな原料原産地表示制度」に関する部分を抜粋して紹

介します。今後の参考になれば幸いです。

 

Q27.「又は表示」が認められるのはどのような場合ですか。また、「又は表示」の根

拠資料は、どの程度の期間、根拠として使用できますか。

 

(回答)

1 「又は表示」とは、原材料の原産地として使用する可能性のある複数国を、過去の一

定期間における産地別使用実績又は今後の一定期間における産地別使用計画における重量

割合の高いものから順に「又は」でつないで表示する方法です。

 

2 消費者への情報提供の観点から、国別重量順表示を原則としますが、原材料の過去の

一定期間における産地別使用実績(新製品又は原料調達先の変更が確実な場合は、今後の

一定期間における産地別使用計画)からみて、国別重量順表示を行おうとした場合に、表

示をする時点(製造日)を含む1年間で重量順位の変動や産地切替えが行われる見込みで

、国別重量順表示が困難である場合に限り、「又は表示」が認められます。

また、上記に加え、以下の資料を保管していることを条件とします。

(1) 次に掲げる期間(事業者が定めた期間)がいつからいつまでかを示す資料

ア 表示をする時点(製造日)を含む1年間(製造年、製造年度など)

イ 産地別使用実績の基礎となる過去の一定期間又は産地別使用計画の基礎となる今後

の一定期間(以下「過去又は今後の一定期間」といいます。)

(2) 過去又は今後の一定期間における原産地ごとの重量順位の変動や産地切替えがあるこ

とを示す資料

(3) 過去の一定期間における産地別使用実績又は今後の一定期間における産地別使用計画

をどのような単位(一製品ごとか、原料の管理を共通化している製品単位ごとかなど)で

計上したかを示す資料

(4) 過去又は今後の一定期間における原産地ごとの使用割合の順を示す資料

 

3 過去の一定期間における産地別使用実績とは、表示しようとする時点(製造日)を含

む1年間(製造年、製造年度など)から遡って3年以内の中での1年以上の実績に限りま

す。

 

4 また、過去の一定期間における産地別使用実績に基づく「又は表示」を基本とします

が、新製品又は原料調達先の変更が確実な場合などの過去の産地別使用実績が使用できな

い場合は、今後の一定期間における産地別使用計画に基づく「又は表示」とする必要があ

ります。

今後の一定期間における産地別使用計画は、当該計画に基づく製造の開始日から1年間

以内の予定に限ります。計画の期間外に製造された製品ついて、当該計画を根拠に、「又

は表示」を行うことはできません。

 

5 「又は表示」はあくまで例外の一つであり、産地の切替えが見込まれても、その都度

表示を切り替えることができる又は包装自体を切り替えることができる場合は、国別重量

順表示が困難と認められないため、「又は表示」を用いることはできません。

 

6 なお、適正な表示が行われているか否かについては、国や都道府県などが事業者への

立入検査などを通じて原料原産地表示の確認を行うこととしており、その際に、「又は表

示」などを行った理由の聞取りや保管を条件としている根拠書類の確認を行うことになり

ます。

(かごしまの食ブランド推進室)

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◆◇食の安心・安全に関するイベント情報(その1)◆◇

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★「有機農業セミナー」の開催について★

有機農業に対する消費者の理解を深めるため、消費者、有機農業者などを対象に、「有

機農業セミナー」を開催します。

家族とともに有機農業に取り組み、直営レストラン「農園食堂 森のかぞく」なども経

営されている園山宗光氏が講演を行います。是非ご参加ください。

1 日時   令和3年2月16日(火)午後2時~午後4時

2 場所   鹿児島県青少年会館1階大ホール(鹿児島市鴨池新町1番8号)

3 内容

(1)本県の有機農業の現状や取組(県)

(2)有機JAS認証の仕組みと現状(仮題)(NPO法人鹿児島県有機農業協会)

(3)講演「有機農業の未来~生産から販売まで携わって分かったこと~」

農業生産法人そのやま農園株式会社 代表取締役 園山宗光氏

4 対象者  消費者、有機農業者、市町村、農業協同組合、県など

5 参加費用 無料

6 申込方法 FAX又は電子メール(定員100人)

参加申込書は、以下の県ホームページから出力できます。

http://www.pref.kagoshima.jp/ag05/yukisemina.html

7 申込期限 令和3年2月3日(水)

(経営技術課)

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◆◇食の安心・安全に関するイベント情報(その2)◆◇

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★食品表示講習会のご案内について(鹿児島市保健所主催)※再掲載★

鹿児島市より講習会開催の連絡がありましたので、ご案内します!

かごしまの食ブランド推進室からも当講習会にて、品質事項(産地や原材料名など)に

ついて、ご説明する機会を頂きました。当講習会は、鹿児島市保健所が主催であるため、

対象が鹿児島市内の食品関連事業者の方々限定となります。

栄養成分表示を中心に、品質事項・衛生事項についても含めた講習会となりますので、

食品表示に関する理解を深める機会として、ぜひご活用ください。

詳細は、下記をご確認ください。

 

<栄養成分表示等確認講習会>

・日時 令和3年1月28日(木)

14:00~16:00(受付 13:30)

・場所 かごしま市民福祉プラザ5階 大会議室

(鹿児島市山下町15-1)

・対象 鹿児島市内の食品関連事業者の方々(定員70名 先着順)

・内容 栄養成分表示(70分)、品質事項(25分)、衛生事項(20分)など

※申込み及び問合せ

鹿児島市保健所 保健予防課 (電話:099-803-6927)

※申込み期限

令和3年1月22日(金)まで

※当日は公共交通機関または、近隣のコインパーキングなどをご利用ください。

(かごしまの食ブランド推進室)

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◆◇その他情報(その1)◆◇

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★消費者行政推進室公式Twitter をフォローして賢い消費者になりませんか?★

鹿児島県消費者行政推進室運営の公式Twitter では、食品表示110番からの挑戦状と

題して、食品表示に関する簡単なクイズを定期的に発信しています!

その他、消費者トラブルや製品事故、食品ロスなど日々の生活に役立つさまざまな情報

を発信中です!情報を知ることは、消費者トラブルの未然防止にもつながります。フォロ

ーして賢い消費者になりませんか?

Twitter 詳細→鹿児島県消費者行政推進室(https://twitter.com/kagosyohi188

(消費者行政推進室)

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◆◇その他情報(その2)◆◇

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★「かごしまおいしいもの選手権表彰式」及び「かごしまの“食”交流推進セミナー」の

開催について★

日時:令和3年2月1日(月曜日)12時00分~16時00分

場所:ホテルウェルビューかごしま・潮騒(鹿児島市与次郎2丁目4-25)

内容:

(1)かごしまの“食”を知ろう!

県産農産物等を活用したワークショップ

協力:かごしま農業女子プロジェクト

(2)「かごしまおいしいもの選手権」表彰式

ア 表彰

イ 高校生による取組発表

ウ 入賞作品の紹介

入賞作品については、県ホームページに掲載しています。

下記のURLからご覧いただけます。

https://www.pref.kagoshima.jp/ag01/syokuiku/nyusyousakuhin.html

(3)講話

演題:「食育は身近なところから。みんなで取り組む食育活動」(仮)

講師:フードツーリズムマイスター 柴さとみ氏

主催:鹿児島県農政部農政課

定員:100名程度(定員になり次第募集を締め切ります。)

参加費:無料

申込期限:令和3年1月27日(水曜日)※事前申込みが必要です。

詳細は以下URLからホームページをご覧ください。

https://www.pref.kagoshima.jp/ag01/syokuiku/2semina-.html

問合せ先:〒890-8577

鹿児島市鴨池新町10番1号  鹿児島県農政部農政課

電話:099-286-3194 ファクス:099-286-5587

(農政課)

★ご案内★

県では、より多くの方々へ食に関する情報を提供するため、「食の安心・安全推進パー

トナー」を随時募集しています。お知り合いの方々へぜひご紹介ください。なお、登録は

下記の県ホームページから直接できます。

http://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/project/annsinnpa-tona-.html