食の安心・安全情報

食の安心・安全情報メール(Vol.316)

★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆ぼたもち☆☆☆★★★★★★★★★★★★★★★

3月20日は、「春分の日」でした!だんだん春の温かさを感じつつあるこの日は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。

春分の日によく食べられる「ぼたもち」は、季節の花である牡丹に見立てたことから「牡丹餅(ぼたんもち)」と呼ばれ、のちに「ぼたもち」と言われるようになりました。

春分の日にぼたもちを食べる理由は、ぼたもちに使われている「小豆」がキーワードです!古来から日本では、小豆の色である「赤」には魔よけの力があるとされていました。そのことから、邪気を払い、災難から身を守ってくれる食べ物として、小豆を使ったぼたもちがつくられたといわれています。

ちなみに、春分の日に食される「ぼたもち」と秋分の日に食される「おはぎ」の違いは御存知ですか。漢字で書くと「牡丹餅」と「お萩」ということから、春と秋に咲く「牡丹」と「萩」に見立てているという説、ほかには「こしあんで作ったものがぼたもち、粒あんのものがおはぎ」という説など、諸説があります。普段考えない違いかと思いますが、季節の行事を機に食の歴史について触れてみることも面白いですね。

Written by valley

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/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\

1 食品表示情報

食品表示基準Q&Aについて

2  食の安心・安全に関するイベント情報

「かごしまおいしいもの選手権」の入賞作品の商品化について

3  その他

「6次産業化ガイドブック」の作成について

県公式Xの再開について

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◆◇食品表示情報◆◇

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★食品表示基準Q&Aについて★

(Q)

国産の食肉の原産地表示について、例えば、松阪牛、神戸牛等地名を冠した銘柄名(ブランド名)が表示してある場合には、原産地名の表示を省略することはできますか。

(A)

1 地名を含む銘柄等は、銘柄等に含まれる地名に代表される地域銘柄等を管理する組織が形成され、規約等の消費者に示すことができる取り決めがあること、一定の地域で生産され一定の品質を表すものとして担保されていること等一般に認知されて成立しているものと考えられます。

2 一方、地名を冠した銘柄等を記載した畜産物について、単に銘柄名のみの表示では、食品表示法上の原産地である「主たる飼養地」を表しているとは限らないことから、「銘柄等に含まれる地名」と「主たる飼養地」の関係を以下のとおり整理します。

3 「主たる飼養地が属する都道府県」と「銘柄等に含まれる地名が属する都道府県」とが異なっている場合については、その畜産物の原産地が「銘柄等に含まれる地名」であるとの誤認を消費者に与えるおそれがあることから、主たる飼養地が属する都道府県名、市町村名その他一般に知られている地名を原産地として表示することが必要です。

4 また、原産地名の表示を省略することが可能であるのは、「主たる飼養地」と「銘柄等に含まれる地名」が同一である場合に限られます。

したがって、この問の場合についても、

(1) 「主たる飼養地」(食品表示法上の原産地)=「銘柄等に含まれる地名」の場合→原産地名の省略が可能

(2) 「主たる飼養地」(食品表示法上の原産地)≠「銘柄等に含まれる地名」の場合→原産地名の表示が必要(○○牛(△△県産)等と表示しなければならない)

となります。

5 なお、都道府県内に所在する市町村名、その他一般に知られている地名を冠した銘柄については、当該地名を代表させて銘柄名としている場合など、当該地名の地理上の範囲より広い範囲で生産されているケースがあります(例えば、○○県の××(××は市町村名)の周辺市町村も含めて(又は○○県一円で)「××牛」のブランドが成立している場合など)が、このような場合には、特に、銘柄の規約等により生産される範囲をきちんと定めておく必要があります。

(かごしまの食輸出・ブランド戦略室)

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食の安心・安全に関するイベント情報

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★「かごしまおいしいもの選手権」の入賞作品が商品化!★

県内の高校生等を対象に実施した県産食材活用メニューコンテスト「かごしまおいしいもの選手権」の入賞作品が商品化されました。ぜひ、ご賞味ください。

○黒豚味噌入りさつまいもコロッケ

作品名:豚味噌さつまいもコロッケ(神村学園高等部考案)

販売期間:令和6年3月15日(金)~4月30日(火)

販売場所:県内のイオン、マックスバリュ(プラザ大島除く)17店舗

○さつまいもカスタードみたらしがけ団子

作品名:さつま芋カスタードみたらしがけ白玉団子(県立野田女子高等学校考案)

販売期間:令和6年3月5日(火)~4月末(予定)

販売場所:県内のイオン、マックスバリュ(プラザ大島除く)17店舗、九州内イオン全店60店舗 他

○おいしいもの選手権の詳細はこちらから

https://www.pref.kagoshima.jp/ag01/sangyo-rodo/nogyo/syokuiku/oisimono/mattinngukouryuukai.html

(かごしまの食輸出・ブランド戦略室)

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◆◇その他◆◇

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★「6次産業化ガイドブック」を作成しました!★

6次産業化とは、農林漁業者が生産(1次産業)だけではなく、加工(2次産業)、流通・販売(3次産業)にも主体的・総合的に関わり、経営の多角化を進めることで、農林水産物の付加価値を高め、農林漁業者の所得向上や雇用確保を目指す取組です。

この度、鹿児島県内で6次産業化に取り組んでいる8つの事業者の事例や、6次産業化の主な進め方、相談先等をまとめた「6次産業化ガイドブック」を作成しました。

6次産業化に取り組まれている方、これから取り組もうと考えている方などにご活用いただければ幸いです。

ガイドブックは以下の県ホームページからダウンロードできます。

https://www.pref.kagoshima.jp/ag36/6jika_guidebook.html

(かごしまの食輸出・ブランド戦略室)

★県公式Xを再開しました★

県公式Xにおいて、食の安心・安全をはじめ、かごしまの食に関する投稿を行ってきましたが、投稿ができなくなったため、新たにアカウントを取り直し再開しました。

引き続き、安心・安全なかごしまの食に関する情報を発信していきますので、よろしくお願いします。

~県公式X~

http://twitter.com/kagoshoku_YBS

(かごしまの食輸出・ブランド戦略室)

★ご案内★

県では、より多くの方々へ食に関する情報を提供するため、「食の安心・安全推進パートナー」を随時募集しています。お知り合いの方々へぜひご紹介ください。なお、登録は下記の県ホームページから直接できます。

http://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/project/annsinnpa-tona-.html