食の安心・安全情報メール(Vol.262)
★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆さとうきび☆☆☆☆☆☆★★★★★★★★★★★★
さとうきびの収穫が始まっています!今年は台風の被害等も少なく、生育も順調とのことです!鹿児島県内では種子島や奄美群島(奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島)を中心に栽培されており、沖縄県に次いで全国2位の生産量を誇ります。種子島では全農家の5割、奄美群島では全農家の7割がさとうきびを栽培しており、離島の農業に欠かせない作物となっています。
さとうきびの栽培には、春に植え付けを行い翌年の冬に収穫する春植、夏に植え付けを行い翌々年の冬に収穫する夏植、冬の収穫後の株から出る芽を育て、翌年の冬に再度収穫する株出しの3種類の方法があり、成長すると3メートルほどの高さに育ちます。
砂糖は私たちの食生活に欠かせない食品ですが、さとうきびには馴染みが薄い方が多いかと思います。時にはさとうきびに考えを巡らせながら、鹿児島県産の砂糖や黒糖を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?
Written by hashigodaka
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/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\
1 食品表示情報
加工食品の原料原産地表示制度について(44)
2 生産者等の取組情報
11月のK-GAP認証について
3 その他情報
新たな加工食品の原料原産地制度講習会について
令和4年度食品安全モニターの募集について
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◆◇食品表示情報◆◇
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★食品表示基準Q&A ~新たな原料原産地表示制度~(44)★
一部の加工食品にのみ義務付けられていた原材料の産地表示が、平成29年9月から原則として全ての加工食品に拡大されました。そこで、この稿では、消費者庁において作成された食品表示基準Q&Aの「新たな原料原産地表示制度」に関する部分を抜粋して紹介します。今後の参考になれば幸いです。
Q49.食品表示基準別表第4に個別の品目ごとに原材料名の表示方法の規定があるものがありますが、それに従い、中間加工原材料の名称に代えて生鮮食品の原材料名まで遡って表示している場合、原料原産地表示はどのようにすればよいですか。
(回答)
1 原料原産地表示の対象となる原材料は、食品表示基準別表第4において個別の規定に基づき表示した原材料の中で重量割合上位1位のものです。
2 表示方法については、食品表示基準別表第20や別記様式1に従い、基本的には原料原産地名の事項欄を設け、以下のいずれかを表示します。
(1)個別の規定に基づき表示した原材料名に対応させて、その原産地を表示する。
(2)原材料として使用した時(製品を製造した時)の状態に対応した原材料名とその原産地を表示する。
この場合は、個別の規定に基づき原材料名欄に表示してある原材料が指し示す全ての原材料とそれぞれの原産地を表示してください。
3 また、原料原産地名欄を設けずに、原材料名欄における原材料名の次に括弧を付して、当該原材料名に対応させてその原産地を表示することも可能です。
この場合、生鮮原材料の名称で原材料の表示をする場合に、加工食品の原材料名を併記すること(例えば「原材料名:りんご(りんご果汁(○○製造))」といった表示)は認められません。
(かごしまの食ブランド推進室)
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◆◇生産者等の取組情報◆◇
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★11月のK-GAP認証について★
11月は再申請のみ48件が認証されました。品目別では、野菜で41件(そらまめ、実えんどう、さやえんどう、スナップえんどう、いんげん、メロン、きゅうり、かぼちゃ、にがうり、トマト、いちご、だいこん、さといも、ごぼう、キャベツ、ブロッコリー、レタス)、果樹で5件(不知火、きんかん、小みかん)、林産物で2件(しいたけ、たけのこ)が認証を受けました。
今回は「きんかん」についてご紹介します。前回号の冒頭コラムでもご紹介しましたが、今月からきんかんの出荷が始まっています!果皮が甘く、まるごと食べられるのがきんかんの特徴です。風邪の予防に効果があるとされるビタミンCを多く含んでいるので、寒さが厳しくなるこれからの季節にぴったりです!
認証を取得した団体・個人の詳細は、県ホームページをご覧ください。かごしまの食ブランド推進室の公式ツイッターでも、K-GAPの認証状況やイベント情報などを定期的につぶやいていますのでご覧ください。
【県HP】
【公式ツイッター】
https://twitter.com/kago_shokusui
(かごしまの食ブランド推進室)
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◆◇その他情報◆◇
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★新たな加工食品の原料原産地表示制度講習会について★
平成29年9月にスタートした標記制度の普及・啓発を図り、事業者などにおける取組が着実に進展するよう、かごしまの食ブランド推進室では以下のとおり講習会を開催します!
食品関連事業者の方々や、食品表示に興味のある皆さん、奮ってご参加ください。
(新型コロナウイルス感染症の状況により、開催方法を変更、開催を延期もしくは中止する場合がございます。あらかじめご了承ください)
(鹿児島地域)
1 日時:令和4年1月18日(火曜日)午後1時30分から午後4時15分まで
2 場所:かごしま県民交流センター 大研修室第3(鹿児島市山下町14-50)
○申込方法○
郵送かFAXまたはメールにてお申し込みください。
申込期限 1月7日(金)
【郵送・FAXの場合】
次のURLから参加希望の地域名をクリックし、参加申込書をダウンロードして必要事項を記入の上、以下までお申し込みください。
〈URL〉https://www.pref.kagoshima.jp/ag04/genryougensanti_all.html
〈FAX〉099-286-5587
〈郵送〉〒890-8577 鹿児島市鴨池新町10番1号
鹿児島県農政課かごしまの食ブランド推進室食の安全推進係宛
【メールの場合】
住所・氏名・電話番号・所属を記入し、以下メールアドレスまでお申し込みください。
なお、件名は“「原料原産地表示講習会(鹿児島)」参加申込み”としてください。
〈E-mail〉s-suisin@pref.kagoshima.lg.jp
(かごしまの食ブランド推進室)
★令和4年度食品安全モニターの募集について(内閣府食品安全委員会)★
内閣府食品安全委員会より「食品安全モニター」について案内がありましたので、情報提供します。この「食品安全モニター」制度は、食品の安全の確保に関する施策などについて直接ご意見をお寄せ頂くために、毎年募集を行っています。
募集時期や要項、活動内容など詳細については、下記ホームページをご覧ください。
【内閣府食品安全委員会HP】
http://www.fsc.go.jp/monitor/bosyu/2022monitor-bosyu.html
(かごしまの食ブランド推進室)
★ご案内★
県では、より多くの方々へ食に関する情報を提供するため、「食の安心・安全推進パー
トナー」を随時募集しています。お知り合いの方々へぜひご紹介ください。なお、登録は
下記の県ホームページから直接できます。
http://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/project/annsinnpa-tona-.html