食の安心・安全情報メール VOL113を配信します。
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■ 食の安心・安全情報メール(平成28年1月6日(水)Vol.113)■
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★★★★★★★★☆☆☆今年もどうぞよろしくお願いします☆☆☆★★★★★★★★★★
皆さん、あけましておめでとうございます。お正月はどのように過ごされたでしょうか?
さて、お正月と言えば「おせち料理」ですが、もともとは自然の恵みや収穫に感謝して
神様に供えたものを料理したものがその起源といわれ、時代の流れの中で、宮中行事の際
に催される宴で振る舞われた料理を「御節供(おせちく)」といい、いつしか庶民の間に
浸透し、お正月の「おせち料理」として定着したそうです。今では、百貨店がおせち料理
をインターネットで販売したり、コンビニで買える一人用のおせち料理も人気が出てきて
いるようです。これもまた、時代の流れですね。
今年も、皆さんに充実した内容で情報をお届けしたいと思いますので、引き続きどうぞ
よろしくお願いいたします。Written by soyokaze
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/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\
1 食品表示情報(1)
特色のある原材料名表示について
2 食品表示情報(2)
栄養表示基準のミニ知識(鶏卵)
3 イベント情報(1)
かごっまふるさと屋台村で「K-GAPフェア」を開催します!
4 イベント情報(2)
「食」セミナーを開催します!
5 イベント情報(3)
旬を味わう!かごしまの実りフェア(1/16、17)について
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◆◇食品表示情報(1)◆◇
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★特色のある原材料名表示について★
今回は「特色のある原材料名」の表示方法についてお話しします。「特色のある原材料
名」という言葉を初めて聞かれる方が多いかもしれませんが、実はよく使われる表示方法
です。
原材料名は、以前お話ししたように原材料に占める重量の割合の高いものから順に、そ
の最も一般的な名称で表すのが基本となりますが、特定の品種名や銘柄名など特色のある
原材料を使用した旨を表示することができます。例えば、「米」や「豚肉」は一般的な原
材料名となりますが、それぞれ「コシヒカリ」、「黒豚」とすれば特色のある原材料名に
あたります。(※)
特色のある原材料名の表示は、今まで説明した事項のように表示が義務付けられている
ものではなく任意表示です。使用した特定の原材料名を強調して表示することにより、そ
の商品をPRすることが主な目的で、事業者が任意にパッケージや一括表示欄に表示する
ことになります。
特色のある原材料名を強調表示する場合は、消費者に誤認を与えないように使用割合の
表示が必要です。例えば、ハンバーグで使用した豚肉のうち、黒豚の使用割合が50%で
ある場合において、「黒豚使用」とだけ表示すれば、使用した豚肉は全て黒豚であると消
費者に誤認を与えてしまいます。このような誤認を防ぐために、特色のある原材料を使用
した旨を表示する場合は、その使用割合を併記することが義務付けられています。
例 使用した豚肉のうち半分(50%)が黒豚の場合
(パッケージ)「使用した豚肉のうち黒豚を50%使用しています。」
(一括表示) 「原材料名 豚肉(黒豚50%使用)、・・・」
なお、使用割合が100%の場合、消費者に誤認を与えるおそれがないため、使用割合
の併記を省略することできます。ただし、例えば「黒豚100%使用」など黒豚を全て使
用していることをあえて強調するために省略しないことも可能で、そのような表示も多く
見られます。
(※)特色のある原材料に該当するもの
(1)特定の原産地のもの(例:国産大豆絹豆腐、種子島産さつまいも使用) (2)有機農産物
、有機畜産物及び有機加工食品(例:有機小麦粉使用) (3)非遺伝子組換えのもの等
(4)
特定の製造地のもの(例:霧島市福山町で製造された黒酢を使用) (5)特別な栽培方法に
より生産された農産物(例:しいたけ(原木栽培)) (6)品種名等(黒豚、とちおとめ使
用) (7)銘柄名、ブランド名、商品名(例:かごしま黒豚使用)
(食の安全推進課)
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◆◇食品表示情報(2)◆◇
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★栄養表示基準のミニ知識(鶏卵)★
栄養表示基準とは、食品に栄養成分又は熱量に関する表示をしようとする場合に義務づ
けられる基準のことです。
生鮮食品に関しては、一般的には、栄養表示基準の対象とはなっていませんが、例外の
1つとして、鶏卵については、特定の栄養成分を飼料に使用して通常の卵に比べて栄養成
分を変化させ、その旨を強調したいわゆる特殊卵が流通・販売されていることなどから、
鶏卵は栄養表示基準の対象となっています。主要栄養成分(たんぱく質・脂質・炭水化物
及び食塩相当量)の含有量と熱量を表示することになります。
【食品表示の大切さとサポート】
食品の表示は、消費者にとって「食の安心・安全」を考える上で重要な情報源となりま
す。食品の製造・販売に携わる方々は、表示に対して細心の注意を払う必要があります。
また、消費者には、食品表示に対して正しく読み取る力を身に付けることが求められます。
その手助けを少しでもできるよう、県では食品表示に関する総合窓口として「食品表示
110番」を設置し、食品表示に関する各種情報や相談を受け付けていますので御利用く
ださい。
食品表示110番(消費者行政推進室内)
TEL099-286-2533
(消費者行政推進室)
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◆◇イベント情報(1)◆◇
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★かごっまふるさと屋台村で「K-GAPフェア」を開催します!★
1月8日(金)から2月7日(日)までかごっまふるさと屋台村において、「K-GA
Pフェア」を開催します。期間中、屋台村各店舗では、安心・安全にこだわって作られた
K-GAP認証農林水産物を使用したメニューの提供やK-GAP認証農林水産物の試食
・販売も企画しています。職場の仲間やお友達などお誘い合わせの上、ぜひ、お越しくだ
さい。
○日時 平成28年1月8日(金)~2月7日(日)
○場所 かごっまふるさと屋台村(鹿児島市中央町6-4)
○内容
・「K-GAP認証農林水産物」を使用したメニューの提供(屋台村25店舗)
・「K-GAP認証農林水産物」の試食・販売
1月8日(金)、9日(土):JAいぶすき(そらまめ、実えんどう)
1月30日(土)、31日(日):沖永良部島(知名町、和泊町)(きくらげ)
2月5日(金)、6日(土)、7日(日):南さつま市(たんかん、きんかん)
詳しくは県庁食の安全推進課(099-286-2888)へお問い合わせください。
(食の安全推進課)
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◆◇イベント情報(2)◆◇
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★「食」セミナーを開催します!★
県では、主要施策の一つとして「食の安心・安全の確保」を位置づけ、農場から食卓ま
での安全管理の徹底を通じた食品の安全性向上を図るための取組を推進しています。
今回、2020東京オリンピック・パラリンピック大会での「食」の取組などについて
の講演などを予定したセミナーを開催しますので、是非、ご参加ください。
なお、参加希望の方は、1月19日(火)までに県庁食の安全推進課(電話:099-2
86-2888)まで、お申込ください。
○日時 平成28年1月26日(火)13:30~16:00
○場所 かごしま県民交流センター中ホール(鹿児島市山下町14-50)
○内容
・「K-GAPマイスター」授与式
・講演:「オリンピックと食」(仮題)
講師:田中ウルヴェ京 氏
(ソウル五輪シンクロナイズドスイミング・デュエット銅メダリスト、日本オ
リンピック委員会(JOC)情報医科学専門委員会科学サポート部会メンバ
ー)
○その他
申し込み多数の場合は、先着順(200名)となりますので、予めご了承ください。
(食の安全推進課)
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◆◇イベント情報(3)◆◇
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★旬を味わう!かごしまの実りフェア(1/16、17)について★
1月16日(土曜日)と17日(日曜日)の2日間、天文館山形屋のベルク広場で、鹿
児島県産農畜産物のPRイベント「旬を味わう!かごしまの実りフェア」を開催します。
当日は、ピーマン、きんかんなどの「かごしまブランド産品」を始めとした県産農畜産
物や、それらを活用した加工品等の販売が行われるほか、かごしま百円茶屋、料理とスイ
ーツのコンテスト、もちつき大会など、食を楽しむイベントもたくさんご用意しておりま
す。ぜひ、ご来場ください。
詳しくは、県庁農政課(099-286-3095)へお問い合わせいただくか、かごしまの食ウェ
ブサイト(http://kagoshima-shoku.com)をご覧下さい。
(農政課)
県では、より多くの方々へ食に関する情報を提供するため、パートナーを随時募集して
いますので、お知り合いの方へもぜひオススメください。下記の県ホームページから直接
登録ができます。
http://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/project/annsinnpa-tona-.html
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