食の安心・安全情報

食の安心・安全情報メール(Vol.195)

 

□*****************************□

■食の安心・安全情報メール(平成31年3月20日(水)Vol.195

□*****************************□

 

★★★★★★☆☆☆今年度もありがとうございました☆☆☆★★★★★

鹿児島県内の桜も間もなく開花が予想され、本格的に春を迎えようと

しています。

早いもので今年度も残りわずかとなりました。本情報メールでは食の

安心・安全に関する様々な情報を案内してまいりましたが、御活用いた

だけましたか。少しでも皆様にとって有益な情報が配信されていれば幸

いです。今年度は今回分で最後ですが、来年度も引き続きイベント情報

や食品表示情報などを“どんどん”配信して参りますのでどうぞよろし

くお願いします。

Written by senno

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\/\/

1 食品安全に係る基礎的情報

(1)加工食品の栄養成分表示ミニ知識

(2)食品表示総合窓口案内

2 食品表示情報

加工食品の原料原産地表示制度について(2)

3 生産者取組情報

2月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目につ

いて

4 その他情報

食品リサイクル法について

/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\

 

================

◆◇食品安全に係る基礎的情報◇◆

================

★(1)加工食品の栄養成分表示ミニ知識★

【質問】

牛乳に溶かして飲む粉末飲料、スープ、プリンや、卵を加えて作るス

ープの素など、他の食品を加えて食するものの栄養表示は、それらを加

えたもので表示するのですか。

【回答】

栄養成分の含有量や熱量は、販売される状態、つまりその食品が店頭

に並べられている状態の可食部分で表示します。ただし、販売される状

態で栄養表示をした上で、牛乳や卵を加えたときの栄養表示を併記する

ことは差し支えありません。

 

★(2)食品表示総合窓口案内★

食品表示について県では、質問や相談の総合窓口として、「食品表示

110番」を設けております。是非、ご利用ください。

食品表示110番(消費者行政推進室内)TEL:099-286-2533

(食品表示110番(消費者行政推進室内))

 

==========

◆◇食品表示情報◇◆

==========

★加工食品の原料原産地表示制度について(2)★

前回に引き続き、先般、農林水産省において食品製造事業者等を対象

に作成された「新しい原料原産地表示制度-事業者向け活用マニュアル-

別冊」に示してある表示例(食品表示基準に謳ってある加工食品25

類別に代表的な商品)をご紹介していきます。

今後の参考になれば幸いです。

 

3 でん粉

商品例 片栗粉

(例1) 原材料名 馬鈴しょでん粉(国内製造)

(ポイント)

・重量割合上位1位の加工原材料である馬鈴しょでん粉の製造地が、

国内製造であった場合の表示例です。

・加工原材料が国産品の場合、「国内製造」に代えて、都道府県名

その他一般に知られている地名の表示(例えば北海道製造、千葉県

製造)ができます。

 

(例2) 原材料名 馬鈴しょでん粉(馬鈴しょ(北海道))

(ポイント)

・加工原材料の馬鈴しょでん粉に対して生鮮原材料までさかのぼり、

国産(北海道)の馬鈴しょを使用した場合の表示例です。

・加工原材料の原料の産地が、生鮮原材料の産地までさかのぼって

判明しており、客観的に確認できる場合には、「○○製造」の表示

に代えて、当該生鮮原材料名と共にその産地(例えば「国産」)を

表示することができます。

・このとき表示対象となる生鮮原材料は加工原材料の重量割合上位

1位のものです。

・当該生鮮原材料が国産品の場合、「国産である旨」(国産、日本、

日本産など)に代えて、都道府県名その他一般に知られている地名

の表示(例えば北海道、九州)ができます。

注:() 本表示例には、添加物、アレルゲン等の表示は記載し

ていません。

() 本表示例では、原料原産地を、原材料名表示の後に括

弧を付けて表示する方法で示しています。他に一括表示

欄に「原料原産地」の事項名を設けて表示することもで

きます。

(食の安全推進課)

 

===========

◆◇生産者取組情報◇◆

===========

★2月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目について★

2月は、再申請9件が認証されました。

茶の3団体(すべて熊毛地区)をはじめ、野菜類では,ばれいしょ

(鹿児島きもつき農業協同組合なんぐう地区ばれいしょ専門部会/南大

隅町)・アスパラガス(吹上町アスパラガス生産部会/日置市)・たまね

ぎ(森 千秋氏/垂水市)・かいわれ大根(まるしん青果/鹿児島市)が、

果樹類では、マンゴー(そお鹿児島農協果樹部会熱帯果樹部会/曽於市)

が認証されました。

菌床栽培きのこ類では、しいたけ(社会福祉法人 敬和会/南九州市)

が認証されました。農福連携に一生懸命取り組んでいらっしゃいますね。

この時期,県内の量販店などでは多くのK-GAP認証品が陳列され

ています。是非,安心・安全のこだわりのしるしであるK-GAP認証

マークを探してみて下さい♪

認証を取得した団体・個人の詳細は、県ホームページを御覧ください。

(URL)

https://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/ninsyo/shoukai/saishin.html

(食の安全推進課)

 

=========

◆◇その他情報◇◆

=========

★食品リサイクル法について★

「食品リサイクル法(食品循環資源の再生利用等の促進に関する法

律)」は、食品関連事業者(製造、流通、外食等)における食の売れ残

りや食品廃棄物等の発生抑制や減量化、飼料や肥料等の原料への再生利

用を促進することを目的として平成12年度に制定されました。法律では、

消費者や食品関連事業者の責務として食品廃棄物等の抑制、食品循環資

源の再利用の促進に努めることを規定しているほか、

(1)国による「循環資源の再生利用等の促進に関する基本方針」の作成

(2)食品関連事業者による再生利用等の実施

(3)再生利用を促進するための措置

について規定されています。

県では、制度の周知の為に平成30年1月に食品リサイクル法に関する

県ホームページを開設しています。食品リサイクル法に基づく手続きは、

国が直接所管していますが、今後も国と連携した制度等の周知に努めて

いきたいと思います。

(URL)

https://www.pref.kagoshima.jp/ag04/syokuhinriaikuru.html

(食の安全推進課)

 

県では、より多くの方々へ食に関する情報を提供するため、「食の安

心・安全推進パートナー」を随時募集しています。お知り合いの方々へ

是非御紹介ください。なお、登録は以下の県ホームページから直接でき

ます。

http://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/project/annsinnpa-tona-.html

================================