食の安心・安全情報メール(Vol.186)
□*****************************□
■食の安心・安全情報メール(平成30年11月7日(水)Vol.186)■
□*****************************□
★★★★★★★★★★★★★☆☆☆紅葉狩りへ☆☆☆★★★★★★★★★★★★★★★★
11月に入り,涼しく心地よい風が吹く季節となりました。この頃辺りを見回すと草木が
色づき始め,紅葉が見頃を迎えようとしております。県内にも多くの紅葉スポットがあり
ますので,この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。紅葉狩りで歩いた際にはお腹
もすくことでしょう。お手製のお弁当も一段とおいしく感じることと思います。また,普
段では訪れない土地ならではのお店でご当地料理を召し上がるのもいいかもしれませんね。
Written by senno
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
1 食品衛生情報(食中毒予防等)
ノロウイルス食中毒に注意しましょう
2 食品表示情報
米トレーサビリティ制度について
3 生産者取組情報
9月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目について
3 食の安心・安全に関するイベント情報
「オーガニックフェスタかごしま2018」の開催について
/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\
==================
◆◇食品衛生情報(食中毒予防等)◇◆
==================
★ノロウイルス食中毒に注意しましょう★
ノロウイルス食中毒の症状は,嘔吐・下痢・腹痛などですが,重症化したり,吐物を喉
に詰まらせて死亡することがあります。
また,感染しても症状が出ない「不顕性感染」の場合,知らないうちにウイルスが手指
に付着し,食品を汚染してしまいます。回復後にも長いときは1か月間程度,ふん便中に
ノロウイルスが排出され続けることもあります。
「自分はノロウイルスに感染しているかもしれない」という意識をもって,次の予防方
法を徹底しましょう。
○1 食事の前やトイレ後などには,必ず手を洗いましょう。
○2 下痢や嘔吐などの症状がある方は,食品を直接取り扱う作業をしないようにしまし
ょう。
○3 胃腸炎患者に接する方は,患者の糞便や吐物を適切に処理し,感染を拡げないよう
にしましょう。
○4 抵抗力の弱い方は,加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。
また,調理器具等は使用後に洗浄,殺菌しましょう。
※厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/03.html
※鹿児島県ホームページ
https://www.pref.kagoshima.jp/ae09/kenko-fukushi/yakuji-eisei/syokuhin/joho/h240125norouirusu.html
(生活衛生課)
==========
◆◇食品表示情報◇◆
==========
★米トレーサビリティ制度について★
「米離れ」と言われて久しいものがあります。昭和37年度に年間1人当たりの消費量が
ピークを記録して以来,その消費量はほぼ一貫して減り続けています。
しかし、今なお多くの日本人にとって、「コメ」はなくてはならない主食のひとつです。
この米を巡って、社会を震撼とさせる事件が発生しました。今を遡ること、ちょうど10
年前の平成20年9月、福岡県内において、食品衛生上問題のある事故米穀が食用等に横流
しされていたのです。ご記憶の方も多いのではないでしょうか。
この問題への対応に当たっては、事業者における取引等の記録の保存や整備が不十分で、
流通ルートの解明に長時間を要し、消費者の不安の増大や善意の事業者の売上げの減少につ
ながりました。また、米加工品や弁当等を購入する際に、米の産地がわからないことから、
米製品全般にわたって消費者の不信が生じました。
このため、米穀等の適正かつ円滑な流通を確保するための措置として、食品事故等の問題
が発生した場合に、流通ルートを速やかに特定するとともに、米製品の原材料の産地に関す
る情報を消費者に提供できるようにすることを目的に、いわゆる「米トレーサビリティ法」
が制定され、今日に至っています。
この法律は、「取引等の記録の作成・保存(トレーサビリティ)」と「産地情報の伝達」
という2本の柱から構成されています。
前者は、米穀事業者が、米穀等を取引したとき等にその内容の記録を作成・保存すること
を義務付けています。わざわざ新しく帳簿等を作成しなくても、実際の取引において交わさ
れる伝票、納品書、規格書等(書面、電子媒体のいずれも可)に必要事項が記載されていれ
ば、それを保存しておくことで、記録義務を果たしたこととなり、米穀事業者の過度の負担
とならないよう、実行可能性の確保に配慮されたものとなっています。
一方、後者は、米穀をはじめ、だんご等の米加工品や清酒、単式蒸留焼酎等の酒類で、原
材料に米穀が用いられている場合、その米穀及び米穀等の原材料の産地(国名、都道府県
名等)を伝達(表示)することを義務付けるものです。米穀事業者間では、産地名を伝票
等に記載したり、直接、商品の容器・包装へ記載することができます。また、消費者へは、
産地名を商品の容器・包装に記載したり、店頭・店内に掲示する等多様な方法で伝達するこ
とが可能となっています。これにより、消費者は、これまで以上に商品の原材料に関す
る情報を得やすくなり、米穀等への信頼の確保につながっているものと思います。
お店で米や米加工品を購入される際は、是非、産地表示にも目を向けてみてください。
(食の安全推進課)
===========
◆◇生産者取組情報◇◆
===========
★9月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目について★
9月は、53件が認証され、そのうち2件が新規です。
新たに認証を取得した個人は、次のとおりです。
○さつまいも:上妻 輝光氏/西之表市,大脇 正秀氏/南種子町
新規で認証を取得された団体・個人を始め、9月は53件のうち23件が「さつまいも」の認
証となり、その全てが熊毛地域(西之表市、中種子町、南種子町)の生産者となっています。
野菜では「みずな」をはじめとする軟弱野菜や,「トマト」・「ピーマン」・「なす」等の
施設野菜も認証されました。
その外にも、果樹では「温州みかん」や「レモン」、畜産物では「鶏卵」,林産物では
「しいたけ(原木栽培)」が認証されています。
また,新米時期の「水稲うるち(普通期栽培)」も2団体認証されました。
朝晩の気温差が大きく,体調を崩しやすい時季です。、体調管理に注意して県内農林産物の
様々な秋の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。
認証を取得した団体・個人の詳細は、県ホームページを御覧ください。
(URL)
https://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/ninsyo/shoukai/saishin.html
(食の安全推進課)
=====================
◆◇食の安心・安全に関するイベント情報◇◆
=====================
★「オーガニックフェスタかごしま2018」の開催について★
有機農業に対する消費者の理解を増進するため,「オーガニックフェスタかごしま2018」
に,ブースを出展します。日時は平成30年11月24日(土)・25日(日),場所はドルフィン
ポート前広場です。ご来場をお待ちしています!
1 日時:平成30年11月24日(土)~25日(日) 10:00~16:00
2 場所:ドルフィンポート前広場(鹿児島市)
3 内容:
(1)マーケット・マルシェ
有機農産物や加工品,手作り雑貨などの販売
(2)キッチン
オーガニックごはん,天然酵母パン,スイーツ,ドリンクなどの出展
(3)展示コーナー
有機農産物の推進に関連する情報提供やパネル展示
(4)その他
ライブステージやクイズ大会,もちつき&お餅のふるまい
4 問い合わせ先
鹿児島県食の安全推進課 生産環境係
TEL: 099-286-2891 FAX: 099-286-5588
E-mail s-seisan@pref.kagoshima.lg.jp
(食の安全推進課)
県では、より多くの方々へ食に関する情報を提供するため、「食の安心・安全推進パート
ナー」を随時募集しています。お知り合いの方々へ是非御紹介ください。なお、登録は
以下の県ホームページから直接できます。
http://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/project/annsinnpa-tona-.html