食の安心・安全情報

食の安心・安全情報メール(VOL165)

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■食の安心・安全情報メール(平成30年1月24日(水)Vol.165

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★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆おみくじ☆☆☆★★★★★★★★★★★★★★★

 

皆さん、初詣には行かれましたか?一般的には、正月三が日に参拝することを初詣と呼

 

びますが、1月中の参拝や年が明けて最初の参拝を初詣とするなど、考え方は様々あるよ

うです。

初詣の楽しみの一つと言えばおみくじですが、調べてみると、一般的な「大吉、吉、中

 

吉、小吉、凶」以外にも「大大吉、半吉、大大凶」など、おみくじにも様々あるようです。

吉凶も気になるところですが、吉凶よりも、運勢について書かれていることが大切との

 

ことなので、何を引いても良い方向に考えて一年を過ごしたいですね。

Written by sirokuma

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/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\

 

1 食品表示情報(1)

加工食品の原料原産地表示制度について(9)

 

2 食品表示情報(2)

食品表示の大切さとサポート

 

3 食品衛生情報

平成29年の食中毒発生件数について

 

4 生産者の取組情報

12月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目について

 

5 お知らせ(1)

「かごしまの“食”交流推進セミナー」の参加者を募集します!

 

6 お知らせ(2)

有機農業に関するセミナーを開催します!

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◆◇食品表示情報(1)◆◇

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★加工食品の原料原産地表示制度について(9)★

今回は、同種の原材料をまとめ書きしている場合の原料原産地表示についてお話ししま

 

す。

加工食品に使用した原材料名について、消費者に分かりやすくするなどの理由により、

 

野菜や魚介類等、同種の原材料を「野菜(トマト、たまねぎ、にんじん)」のように、ま

 

とめ書きしている場合があります。

このような場合は、原材料単位でみて重量割合上位1位の原材料に、原料原産地表示を

 

行う必要があります。

そのため、まとめ書きしていることによって、原材料名欄の一番先頭に「野菜(トマト、

 

たまねぎ、にんじん)」と表示されていても、使用した原材料単位で比較すると原材料名

欄で2番目以降に表示されている原材料が最も重量割合が高い場合は、表示順にかかわら

ず、その重量割合上位1位の原材料に原産地を表示する必要があります。

 

【例1】原材料名:野菜(トマト、たまねぎ、にんじん)、豚肉(国産)

上記例の場合、重量割合順が「野菜>豚肉」ですが、「豚肉>トマト」であるため、豚

 

肉の原料原産地を表示する必要があります。

なお、【例1】において、野菜が全て国産である場合は、以下例のように表示すること

 

ができます。

(重量割合順が「トマト>豚肉」である場合)

【例2】原材料名:野菜(トマト(国産)、たまねぎ、にんじん)、豚肉

【例3】原材料名:野菜(トマト(国産)、たまねぎ(国産)、にんじん(国産))、

 

豚肉

【例4】原材料名:野菜(国産(トマト、たまねぎ、にんじん))、豚肉

【例5】原材料名:野菜(トマト、たまねぎ、にんじん)(国産)、豚肉

【例6】原材料名:野菜(国産)(トマト、たまねぎ、にんじん)、豚肉

 

今回、御紹介した新たな原料原産地表示制度など、食品表示法に関する情報・資料が消

 

費者庁ホームページに掲載されていますので、是非御覧ください。

http://www.caa.go.jp/foods/index.html

 

(食の安全推進課)

 

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◆◇食品表示情報(2)◆◇

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★食品表示の大切さとサポート★

食品の表示は、消費者にとって「食の安心・安全」を考える上で重要な情報源となりま

 

す。食品の製造・販売に携わる方々は、表示に対して細心の注意を払う必要があります。

 

また、消費者には、食品表示に対して正しく読み取る力を身に付けることが求められま

 

す。

その手助けを少しでもできるよう、県では、食品表示に関する総合窓口として「食品表

 

110番」を設置し、食品表示に関する各種情報や相談を受け付けていますので、是非御利

用ください。

○食品表示110番(消費者行政推進室内)

TEL099-286-2533

 

(消費者行政推進室)

 

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◆◇食品衛生情報◆◇

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★平成29年の食中毒発生件数について

平成29年の鹿児島県内における食中毒発生件数は10件、患者数は137人でした。

【病因物質の内訳と食中毒予防のポイント】

○サルモネラ属菌:3件(低温保存、乳幼児や高齢者など抵抗力の弱い人は生卵は避ける)

○ノロウイルス:2件(健康管理、適切な手洗い、調理器具等の洗浄・消毒、食品の加熱)

○黄色ブドウ球菌:1件(手洗いの徹底、使い捨て手袋の活用、食品を作りおきしない)

 

○動物性自然毒(シガテラ毒):1件(種類が不明な魚は食べない)

○植物性自然毒(シアン化合物)※加熱の不十分なキャッサバイモによる事例:1件(キ

 

ャッサバイモを食べる場合は、皮をむいた後に十分な加熱または水さらしなどの処理が大

切。ただし、シアン化合物が残っている可能性はあるので、食べた後に体調不良になった

 

ら、速やかにかかりつけの医師の診察を受けること)

○寄生虫(アニサキス):1件(新鮮な魚の選択、速やかな内臓除去、目視確認で除去)

 

○不明:1件

 

鹿児島県のホームページで、食中毒関係情報について見ることができます。

http://www.pref.kagoshima.jp/kenko-fukushi/yakuji-eisei/syokuhin/syokutyuudoku/index.html

 

(生活衛生課)

 

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◆◇生産者の取組情報◆◇

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12月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目について

12月は、20件が認証され、そのうち2件が新規です。

新たに認証を取得した団体は、次のとおりです。

○実えんどう:JAあまみ徳之島地区野菜部会(徳之島町)

○実えんどう:あまみ農協野菜部会連絡協議会天城地区園芸部会(天城町)

12月は、新規の「実えんどう」を始め、「そらまめ」、「トマト」、「いちご」、「ば

 

れいしょ」、「だいこん」、「にんじん」、「キャベツ」、「ほうれんそう」、「白ねぎ

」、「葉ねぎ」と、野菜が多く認証されています。

また、果樹では、「不知火」、「きんかん」、「ぽんかん」が認証され、「鶏卵」も認

 

証されました。

寒い時季に食べたくなる鍋に欠かせない野菜が、続々と認証されています。旬の味覚を

 

楽しめるよう、多くの認証農林水産物が皆さんの食卓に届くと良いですね。

認証を取得した団体・個人の詳細は、県ホームページを御覧ください。

https://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/ninsyo/shoukai/saishin.html

 

(食の安全推進課)

 

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◆◇お知らせ(1)◆◇

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★「かごしまの“食”交流推進セミナー」の参加者を募集します!★

平成30年2月4日(日)午後1時30分から午後4時30分まで、マリンパレスかごしまに

 

おいて、「かごしまの“食”交流推進セミナー」を開催します。

セミナーでは、かごしまの“食”活動表彰式及び受賞者による事例発表のほか、日向市

 

キャリア教育支援センター長の水永 正憲 氏を講師として招き、『「弁当の日」が拓く

 

子どもたちの未来』と題した講演を予定しています。

参加費は無料です。皆様の御参加をお待ちしております。

申込み方法、詳細につきましては、県ホームページを御覧ください。

https://www.pref.kagoshima.jp/ag01/syokuiku/29semina-.html

 

(農政課)

 

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◆◇お知らせ(2)◆◇

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★有機農業に関するセミナーを開催します!★

有機農業に対する消費者等の理解と関心を増進するため、有機JAS制度や有機農業者

 

の取組事例等を発表するセミナーを下記のとおり開催します。是非御参加ください!

1 日時 平成30年2月14日(水)

午後1時30分~4時30

 

2 場所 鹿児島県青少年会館1階大ホール

          鹿児島市鴨池新町1番8号(TEL:099-257-8226

 

3 内容

(1)有機農業についての本県の現状や取組内容の紹介

鹿児島県農政部食の安全推進課

(2)有機JAS制度の改正(平成29年6月)内容等の紹介

(3)有機農業の取組事例の発表

ア 「有機野菜の生産と6次化の取組」

株式会社久木田農園 代表取締役 久木田 大和 氏(霧島市)

イ 「オーガニックみかんの栽培をはじめて2年目の挑戦」

桐 良幸 氏(出水市)

 

4 申込方法 所属(会社名等)、氏名、連絡先(電話番号)を記載の上、下記へ電子メ

 

ールにて御連絡ください。

E-mail:s-seisan@pref.kagoshima.lg.jp

TEL:099-286-2891(直通

 

5 その他 先着順(200人)となりますので、予め御了承ください。

 

(食の安全推進課)

 

県では、より多くの方々へ食に関する情報を提供するため、「食の安心・安全推進パー

 

トナー」を随時募集しています。お知り合いの方々へ是非御紹介ください。なお、登録は

下記の県ホームページから直接できます。

http://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/project/annsinnpa-tona-.html