食の安心・安全情報メール VOL135を配信します。
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■食の安心・安全情報メール(平成28年11月16日(水)Vol.135)■
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★★★★★★★★★★★☆☆☆出荷量増を祈っています!!☆☆☆★★★★★★★★★★
11月22日(火)は、「小雪(しょうせつ)」とよばれ、北国から雪の便りが届き始め、
日射しが弱くなり、紅葉が散り始める頃と言われています。鹿児島県でも、朝晩はもちろ
んですが、日中もだいぶ冷え込んできていますね。
そんなとき、食べたくなるのが、たくさんの野菜が入っており、体の芯から温まる「豚
汁」や「さつま汁」ですが、先般の台風16号の影響により、「豚汁」や「さつま汁」に使
用するだいこん、さといも、ごぼうなどは、現在品薄で、価格も高騰しており、鹿児島県
産野菜の年内の出荷量増は厳しいようです。
家計に厳しい状況が続きますが、それ以上に、収入を得ることができない農家の苦労は
計り知れません。
鹿児島県産野菜の出荷が増えてきたら、少しでも農家の助けになるよう消費していきた
いですね。
Written by sirokuma
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/\◆◇本日のTOPICS!!◆◇/\/\/\/\/\/\/\/\
1 食品表示情報
増量した製品や納豆等に添付するたれ・からしの内容量表示について
2 食品衛生情報
冬はノロウイルス食中毒が心配な季節です!
3 生産者の取組情報
10月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目について
4 お知らせ
「かごしま地産地消推進店」の第40回登録を行いました!
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◆◇食品表示情報◆◇
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★増量した製品や納豆等に添付するたれ・からしの内容量表示について★
前回は、固形物に充てん液を加えた製品のうち缶又は瓶及びそれ以外の容器包装に密封
した製品の固形量表示等についてお話しましたが、今回は、期間限定で増量した製品や、
納豆等に添付するたれ・からし等の内容量表示について、消費者庁「食品表示基準Q&A
」から抜粋してご紹介します。
Q.期間限定のキャンペーンとして、通常の製品よりも増量した製品の販売を考えていま
す。この場合、内容量表示はどのように表示したら良いですか。
A.義務表示事項としての内容量表示は、その製品の実際の内容量を表示する必要がある
ため、通常の製品より増量した製品にあっては、通常製品の重量ではなく増量後の重量
を内容量として表示してください。
Q.納豆等に添付するたれ・からしの内容量は表示しなくても良いですか。
A.小袋の調味料等はその商品の中では一般に付随的なものと考えられること及び計量法
においてその内容量の表示が義務付けられていないことから、食品表示基準でもその内
容量の表示は省略しても差し支えないと考えます。
Q.一般的に、豆腐は手作りが多く、手作業で切断を行っており、内容重量が一定となら
ないため正確な表示を行うことが困難ですが、どのように表示すれば良いですか。
A.豆腐の内容量については、内容量又は個数を「200g」、「一丁」のように表示するこ
とが原則ですが、豆腐は計量法に基づく特定商品に該当しないため、内容量を外見上容
易に識別できる場合は、表示を省略することも可能です。
「食品表示基準Q&A」のほか、食品表示法に関する情報・資料が消費者庁ホームペー
ジに掲載されていますので、是非ご覧ください。
(URL)http://www.caa.go.jp/foods/index18.html
(食の安全推進課)
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◆◇食品衛生情報◆◇
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★冬はノロウイルス食中毒が心配な季節です!★
近年では、なんと全国の食中毒事件数の約4割を、患者数では約5割を、ノロウイルス
食中毒が占めています。生ガキだけではなく、最近は調理従事者の手指を介した二次汚染
による食中毒が多く報告されています。
ノロウイルス食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬に多く発生します。寒
く、乾燥する季節です。嘔吐・下痢などの症状を起こすノロウイルス食中毒から身を守り
ましょう。
【ノロウイルス食中毒予防の4原則】
1〈手洗い〉感染していても症状がない場合もあります。感染している可能性を意識して、
指先・指の間・手首など洗い残しがないようにしっかり手を洗いましょう。
2〈調理する人の健康管理〉下痢などの症状がある時は、食品を直接取り扱わないように
しましょう。
3〈加熱〉食品は中心温度85~90で90秒以上加熱しましょう。
4〈調理器具の消毒〉200ppmの次亜塩素酸ナトリウムや熱湯に漬け込む方法があります。
※鹿児島県のホームページで、ノロウイルス食中毒について見ることができます。
https://www.pref.kagoshima.jp/ae09/kenko-fukushi/yakuji-eisei/syokuhin/joho/h240125norouirusu.html
(生活衛生課)
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◆◇生産者の取組情報◆◇
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★10月のK-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)認証品目について★
10月は、38件が認証され、そのうち2件が新規です。
新たに認証を取得したのは、次のとおりです。
○さつまいも:平田 千代士氏(中種子町)
○さつまいも:渡辺 勉氏(中種子町)
「さつまいも(安納いも)」を中心とした認証となっていますが、鹿児島の秋冬野菜で
ある、だいこん、キャベツの認証も増えてきました。水稲うるち(米)や、原木栽培きの
こ(しいたけ)も多く認証されています。
また、いちごの認証も始まりました。12月の需要期に向け、たくさんのいちごが出荷さ
れるといいですね。
認証を取得した団体・個人の詳細は、県ホームページを御覧ください。
(URL)
http://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/ninsyo/shoukai/saishin.html
(食の安全推進課)
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◆◇お知らせ◆◇
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★「かごしま地産地消推進店」の第40回登録を行いました!★
かごしまの“食”交流推進会議では、県産農林水産物を積極的に活用している飲食店等
を「かごしま地産地消推進店」として登録しており、第40回登録(平成28年10月末)では、
県内の量販店や直売所80店を登録しました。
登録店のリストは、下記を御覧ください。各店の詳細情報については、「かごしま地産
地消推進店エリア別ナビ」か店名を検索して御覧ください。登録店は、県内各地に現在61
3店舗。これらの店舗で県産農林水産物を是非お楽しみください。
<「かごしま地産地消推進店」の第40回登録を行いました!>
http://www.pref.kagoshima.jp/ag01/sangyo-rodo/nogyo/syokuiku/suishinten/boshu/touroku.html
<かごしま地産地消推進店エリア別ナビ>
http://www.pref.kagoshima.jp/sangyo-rodo/nogyo/syokuiku/suishinten/navi/index.html
(農政課)
県では、より多くの方々へ食に関する情報を提供するため、「食の安心・安全推進パー
トナー」を随時募集しています。お知り合いの方々へぜひ御紹介ください。なお、登録は
下記の県ホームページから直接できます。
http://www.pref.kagoshima.jp/ag04/kurashi-kankyo/syoku/anzen/project/annsinnpa-tona-.html
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